犬や猫を飼うのはちょっとハードルが高いけれど、ハムスターくらいなら飼ってみたい。
そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。
私も以前ハムスターと一緒に暮らしていましたが、本当に幸せな日々を送らせて貰いました。
ですが飼うにあたってハムスターならではの大変なポイントもたくさんあります。
飼ったあとにハムスターを飼わなければ良かったなんてことにならないように。
私のハムスターと暮らした実体験を基に飼ってみて大変だったポイントを解説させて頂くので、
これからハムスターを飼う方はぜひ参考にしてして頂けたらと思います。
ハムスター飼わなきゃよかったとならないために知っておきたい大変なポイントとは
先に申し上げておきますと、私にとってハムスターと暮らした日々というのは本当に幸せでしたし飼ったことに後悔もありません。
ですが、やはり相性の問題もあるのか飼い始めたあとにお世話が面倒になってしまう人もいるようです。
そうならないためにも、私がハムスターを飼ってみて大変だったポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。
掃除が大変
ハムスターのお世話の大変なポイントはなんと言ってもケージ(ハムスターのおうち)の掃除です。
ケージの中には床材を敷き詰めてトイレ砂、遊ぶための回し車など色々なアイテムを設置する必要がありますが、
これらはかなりこまめに掃除してあげる必要があります。
トイレなどは毎日。ケージの中の掃除は数日に一回のペースで行ってあげたほうが良いので頻度もかなり頻繁に行わないといけません。
また、ハムスターにとって室温の管理というのも大切なので、ケージを置く空間は常に温度管理も意識しなければなりません。
このように結構マメに管理とお手入れが必要なのがハムスターです。
これらの作業や気配りが苦に感じる方にとってはハムスターを飼うというのはかなり大変に感じるのではないかと思います。
夜に活動するので物音が気になる
ハムスターは基本的に夜に活発に行動する生き物です。
部屋がいくつかあって寝室と分けられるならばいいのですが、
ハムスターを飼っている部屋で寝ていたり、別の部屋でも壁が薄かったりすると、ハムスターの遊んでいる音や回し車を回す音が夜の間中ずっと聞こえてきたりします。
人にもよるかもしれませんが、寝ている間の物音に敏感な人にとってはかなりきついと感じるかもしれません。
音の出にくい回し車なども売っているので、もしこれから道具を揃えるという方はそういうものを検討してみてもいいかもしれませんね。
失ったときの悲しみが辛い
ここまで例えに出してきた掃除の大変さや、夜中の活動なんてハムスターへの愛情があればそこまで苦にはなりません。
むしろ楽しい作業と感じるくらいです。
ですが愛情が芽生えるからこそ飼っているハムスターが最期を迎えるのは本当に辛いものです。
ハムスターは決して長寿の生き物ではなく、元気に生きたとしても2~3年くらいです。
もちろん元気に暮らしていた頃は本当に幸せでした。
ですが2年を過ぎた辺りから目に見えて元気がなくなっていき、もう長くないかもと悟った瞬間から毎日が苦しい日々でした。
最期を迎えた瞬間なんて涙が止まらずしばらくは放心状態でした。
この辺りの受け入れ方や感情の整理のつけ方というのは人それぞれかもしれませんが、
当時の私はこんな思いをするなら飼わなければよかったなんて何度も思ったくらいでした。
ですがやっぱり一緒に暮らせて良かったと今は感じています。
必ず直面することになるペットの最後の瞬間。
もしこれからハムスターを飼おうと思っているならば後悔のないように是非全力で愛情を注いであげてくださいね。